日系のクリニックの医師求人へ応募する

アメリカやイギリス、カナダやオーストラリアなど欧米諸国では、
日本で医師として働いていたというだけでは、なかなか勤務医として雇用してもらうことができません。
その国で規定されている資格試験に合格する、
あるいは、さまざまな制度を利用するにしても、語学力のテストや多くの推薦人を集めるなど、
超えなければならないハードルが多々あります。
〜日本人医師が海外勤務で得られるものとは〜

日本の医師免許だけを携えて海外勤務医となる最も現実的な方法は、
海外で運営されている日系の医療機関の求人に応募し、採用されることでしょう。
クリニックが多いのですが、特にアジア諸国で運営している医療機関であれば、日本の医師免許だけでも働くことが可能なケースがあります。

日系の医療機関は、スタッフの多くが日本人であり、患者も日本人が中心です。
つまり、その地域に住んでいる日本人が利用するクリニックで勤め上げるため、
感覚としては日本のクリニックで働いているのとさほど変わりません

求人はインターネットで探せば、決して数は多くはないものの、常に数件は見つけることができるでしょう。
シンガポールベトナム中国といった国が中心ではありますが、
海外勤務医という点で見れば、これも一つの選択肢となるはずです。

ボランティアなどによる海外派遣も選択肢の一つ

海外勤務医という言葉とどれだけ合致しているかは意見があるかもしれませんが、
ボランティアといった形などで海外へと派遣され、現地で医療活動を行うのも、日本の医師免許だけで海外で働く一つの形となるでしょう。

国境なき医師団のボランティアとして海外へ派遣される、
これはこの形としては最もオーソドックスな方法です。
国境なき医師団に関しては、公式サイトなどでボランティアを募集しています。
短期で募集しているものもあれば、6ヶ月以上の長期で募集している案件もあります。
専門は不問としていますが、やはり内科や小児科などは歓迎されるため、この分野を専門としている医師は重宝されるでしょう。

画像出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000017317.html

もう一つ、独立行政法人国際協力機構、通称JICAは活動の一環として、国際緊急援助隊医療チームと呼ばれる活動を行なっており、
ここに参加をし、海外で医師として診療を行うことも可能です。
ただ、JICAの活動に関しては、海外の国で災害が起こった際に派遣されるチームのため、
海外勤務医とは少々意味合いが異なってくるのかもしれません。

日本の医師免許のみで海外で働くことは、このようにいくつかの方法が考えられます。
自分に合ったものを見つけ、果敢にトライしてみてはいかがでしょうか。